渦巻く憎悪。溢れ出す欲望。僅かばかりの寂しさ。

人間の心の中はいつだって、張り詰めた緊張感を保ちながら、そういった感情を共存させている。

そして、その感情のコントロールができるものなど、この世には存在しない。

時に、憎悪が膨らみ、時に、欲望が膨らみ、時に、寂しさが顔を出す。

そういった、心の変化を繰り返しながら、我々は生きている。

永遠の心の安定など、我々人間に与えられていない。

なんと、無慈悲な話だ。

ならば、その神の与えた私の心に抗おうじゃないか。

そう、無関心な箱のように。